取り戻せ“鉄の団結” ユベントス指揮官が怒りのミニキャンプを実施

異例の措置

 ユベントスは28日、リーグ第10節の敵地サッスオーロ戦で0-1の敗戦を喫した。前半20分に先制ゴールを許すと、反撃に出なければいけない状況で、同4分に主審への抗議で警告を受けていたイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが同39分に2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。散々な試合運びで、スコアをタイに戻すことなくそのまま敗れた。

 これで、リーグ4連覇中の王者は開幕10試合を終えて3勝3分4敗の勝ち点12で12位。得失点差がプラスでありながら負け越しているところに、あまりにもユベントスらしくない接戦での勝負弱さが浮き彫りになっている。

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、この状況に危機感と焦燥感を募らせている。試合後の記者会見で、状況を変えるための一手を打つことを明かした。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などのイタリアメディアが一斉に報じている。

「明日のトレーニングの後、全員がヴィノーヴォ(ユベントスの練習場)に土曜日の試合まで留まる。今は、困難な状況にある。ここから抜け出すためには、何かをしなければいけない。言い訳はできないんだ。特に、我々が持っているはずの連動性と機能性を取り戻さなければいけない」

 怒りを感じさせる語気の強さで指揮官は、ミニキャンプの実施を語った。

 

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