バイエルン、7連覇は最終節へ持ち越し “ゴレツカ弾”はVARで幻、無念のスコアレスドロー
ゴレツカがネットを揺らすもオフサイド判定で取り消し 2位ドルトムント勝利で最終節へ
バイエルンは現地時間11日にブンデスリーガ第33節でRBライプツィヒと対戦。勝利すれば7連覇達成のなか、お互いに決定打を欠いて0-0の引き分けに終わった。2位ドルトムントが同時刻に行われたデュッセルドルフ戦に勝利したため、バイエルンとの勝ち点差は「2」に縮まり、今季の優勝争いは最終節に持ち越されることになった。
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残り2試合で2位ドルトムントに勝ち点差「4」をつけてライプツィヒ戦を迎えたバイエルンは、得点ランキング首位を走るポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーらをスタメン起用して勝利を狙った。
しかし、ボールを支配しながらライプツィヒの守備を打ち崩せずに0-0のまま後半へ。4分にオーストリア代表DFダビド・アラバ、フランス代表MFキングスレイ・コマンが立て続けにシュート。その直後、こぼれ球を拾ったコマンが右サイドからクロスを上げると、相手のクリアが甘くなったところをドイツ代表MFレオン・ゴレツカがジャンピングボレーで合わせてネットを揺らしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言でオフサイドがあったとして、ノーゴール判定となった。
後半21分にはドイツ代表FWセルジュ・ニャブリがスルーパスに抜け出してシュートを放つも、クロスバー直撃&オフサイド判定で得点ならず。その後、ライプツィヒにゴールを脅かされるもなんとかしのぎ、後半33分には元フランス代表MFフランク・リベリーを投入するも、ゴールは割れずに0-0のスコアレスドローに終わった。
2位ドルトムントの結果次第ではバイエルンに優勝の可能性があったが、ドルトムントがデュッセルドルフに3-2で勝利したため、両者の勝ち点差は残り1試合で「2」。リーグ優勝は最終節に持ち越しとなった。18日に行われる最終節、バイエルンはホームで元日本代表MF長谷部誠を擁するフランクフルト、ドルトムントは敵地でボルシアMGと対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部)