CLで屈辱のバルサ、来季“残留確定”はメッシら5人のみ? スペイン紙が大型補強を予想
欧州制覇を逃し今夏の人員刷新は不可避か グリーズマン獲得の噂も再浮上
バルセロナは今季のリーガ・エスパニョーラで連覇を果たしながら、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でリバプール相手に大逆転負けを喫し、失意のどん底にいる。2014-15シーズン以来の頂点に近づきながら、またしても欧州制覇を逃したクラブには人員刷新の声が上がり始めているが、スペイン紙「マルカ」はフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)の獲得を再び目指すとともに、“残留確定”はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシら5人しかいないのではと予測している。
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リバプールとの準決勝、第1戦こそメッシのスーパーFKなど2得点もありホームで3-0と快勝したバルサだったが、敵地アンフィールドでの第2戦でナイーブさを露呈。最後はメッシに託す攻撃も封じられ、0-4とひっくり返された。来季に向けてはすでに、今季CLで躍進したアヤックスからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得を決め、同僚のオランダ代表DFマタイス・デ・リフトとの“ダブル獲得”を狙っている。そして同紙が指摘したのは「攻撃面の補充」だ。
メッシの相棒であるウルグアイ代表FWルイス・スアレスはリーガでこそ21ゴールを量産しているが、CLは今季わずか1得点に終わっており、メッシのサポート役がさらに必要な状況となっている。そこでグリーズマンの獲得に再チャレンジするというわけだ。
それとともに同紙が予想しているのは、“残留候補・放出候補”だ。
残留確定なのはメッシ、スアレス、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの5人としているが、その他の選手には移籍の可能性があり、特にブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、そしてクロアチア代表MFイバン・ラキティッチとフランス代表DFサムエル・ウムティティも移籍金の金額が適正なものなら退団もあり得るとしている。
メッシとスアレスを筆頭に、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルら主力選手も20代後半から30代となり、世代交代の必要性が差し迫っている。デ・ヨング獲得はその初手と言えるが、欧州戦線も勝ち抜けるタフなチームを構成するために、戦略的な補強策を練ることができるのだろうか。
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