“10番”阪口夢穂、今季公式戦ゼロで挑むW杯への悲壮決意 「自分のすべてを懸けて臨む」
「周りから見ると10番は特別な番号。その責任を感じてプレーしたい」
高倉監督はメンバー発表会見で、阪口のコンディションや役割について「コンディションは大丈夫だと聞いています。あとは招集してからパフォーマンスを上げることになる。経験豊富な選手で、チームに落ち着きをもたらすという意味でも大きな期待をしています」と説明。“公言”していた通り、10番を託した。阪口は「自分は背番号にあまり捉われているつもりはない」としつつ、決意を新たにしている。
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「外れた選手もいるなか、チームで試合に出ていない自分を選出して頂いた。選ばれた以上は、自分の持っているすべてを懸けて臨む覚悟です。協力してくれたクラブに報いるために良い結果で帰ってきたいし、周りから見ると10番は特別な番号だと思うので、その責任を感じてプレーしたいと思います」
なでしこジャパン通算124試合出場を誇る阪口は、2011年以来となるW杯優勝に向けて強い気持ちを持ってフランスの地に向かう。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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