U-17&U-20で世界一を経験! 浦和の20歳なでしこDF、「夢で目標だった」初のW杯へ
熊谷は憧れの存在も「年齢に関係なく、自分から発信して…」
メンバーの中でも若手になる南だが、そのW杯への思いを強くしたきっかけは2011年の女子W杯ドイツ大会でなでしこジャパンが優勝する姿を目の当たりにしたこと。そして、決勝のアメリカとのPK戦で5人目のキッカーを務めて見事に決めたDF熊谷紗希を、憧れの存在であり目標だと話す。当時の熊谷は、今大会に臨む南と同じ20歳だった。最終ラインで熊谷とのコンビを組む競争にも強い意欲がある。
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「初めてなでしこジャパンに選ばれた時は年上の選手に頼ってしまった面もあったんですが、それではチームが強くならないと感じました。年齢は関係なく、自分から発信してコミュニケーションを取ることが大事だと感じています」
高倉監督のサッカーを深く理解し、なおかつ高さと最終ラインから組み立てる技術も持つ。成長著しい南が本大会でポジションを奪って経験を積んでいくことは、今後のなでしこジャパンにとっても大きな財産になるはずだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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