アトレティコFWモラタの去就にスペイン紙注目 22億円の買取オプション行使の可能性は?
チェルシーから期限付き移籍中 1月の加入後は公式戦6得点と好調
スペイン代表FWアルバロ・モラタは、今年の冬の移籍市場でチェルシーからアトレティコ・マドリードに加入した。2020年6月までチェルシーと契約を残しているストライカーは、アトレティコとの契約を結ぶ際に、多くの条項が盛り込まれ、そのなかには今夏の買取オプションも含まれているという。スペイン紙「AS」は、その将来をアトレティコが握っていると報じている。
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今年1月の時点で両クラブは、1シーズン半に渡ってモラタをアトレティコでプレーさせることで合意していた。そしてチェルシーが17年にモラタを獲得する際に支払った金額に見合う額をアトレティコは支払うことになっている。だが別の条項には、7月15日までであればチェルシーはモラタを復帰させる権利を持っている。それでもアトレティコは1800万ユーロ(約22億円)を追加で支払えば、活躍を続けるモラタを2019-20シーズンも確保できるという。
当初、チェルシーはモラタを戦力外として、彼の放出を容認した。しかし、FIFAから補強禁止処分を受け、異議の申し立ても棄却されたことで状況が一変。チェルシーは他クラブへ期限付き移籍していた選手たちを戻すことで、選手層を厚くする必要が出てきた。
モラタの活躍は、アトレティコの関係者だけではなく、当初は懐疑的な目を向けていたファンも納得させている。チームへの適応は早く、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの連係も良い。加入以降、公式戦17試合中16試合に出場しており、そのうち13試合は先発出場だ。そして出場した1133分間で6得点を挙げ、負傷の続くスペイン代表FWジエゴ・コスタからポジションを奪っている。
アトレティコが移籍金を支払えば、彼らはモラタを残留させることができる。アトレティコのフロントはどのような決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)