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今季6ゴール目の芸術弾に込められた香川の執念 「どうしても決めたかった」
前半43分に見せた底知れぬ才能
ドルトムントの日本代表MF香川真司が28日のDFBポカール2回戦、本拠地パダーボルン戦(2部)の前半43分に左足で芸術的なループシュートを決める活躍を見せ、7−1の圧勝に貢献した。今季の公式戦通算6点目を決めた香川は、試合後にブンデスリーガ公式サイトのインタビューに応じ、「どうしても決めたかった」とゴールにかける執念を見せた。
アゼルバイジャン遠征を含む7日間で3試合という強行日程でいずれも先発した香川は、2−1で迎えた前半43分に底知れぬ才能を見せつけた。
左サイドから仕掛けた香川は、MFカストロとのワンツーからエリア内に侵入。見事なタッチで相手DFをかわすと、角度のないところから左足でGKの頭上を抜くループシュートを決めた。芸術的なフィニッシュに、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクの観衆は大いに沸いた。
後半18分にMFヤヌザイと交代でピッチを後にした香川は、「先制されましたけど、しっかりと逆転できたことは良かったと思います」と試合を振り返った。