「信じられない!」 フランクフルト長谷部、チェルシー戦の“スーパークリア”を独称賛
EL準決勝チェルシーとの第2戦、代名詞となりつつある“スーパークリア”を敵地で披露
元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは現地時間9日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦でチェルシーと1-1で引き分けた。2戦合計2-2で突入したPK戦に敗れて惜しくも敗退となったなか、長谷部がもはや代名詞となりつつある“スーパークリア”を見せて反響を呼んでいる。
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0-0で迎えた前半24分、フランクフルトは自陣右サイドの深い位置でFKを与えてしまうと、MFウィリアンのキックにDFダビド・ルイスが合わせてボールはファーサイドへ。絶体絶命のピンチを救ったのは、長谷部だった。ゴール前に詰めていたチェルシーDFセサル・アスピリクエタよりも先にボールに到達すると、間一髪のところでボールをかき出した。
ドイツ公共放送「ドイチェ・ヴェレ」は、「長谷部が飛んできてライン上のクリア。素晴らしい予測」と速報。ドイツメディア「Spox.com」は「信じられない! 彼はすでにそこにいた!」と驚きをもって報じ、「ダビド・ルイスは完璧なヘッドを見せたが、最後の瞬間に長谷部が危機を取り除いた」と称賛している。
また、対戦相手である英国のメディアもこのプレーに反応しており、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「アクロバティックなゴールライン上のクリア」と報じれば、英紙「デイリー・ミラー」は「唯一の障壁となった長谷部が素晴らしいクリア」と表現し、ギリギリの局面での機転と献身を称えた。
最後はPK戦によって涙を呑むことになった長谷部とフランクフルトだが、その姿は欧州に大きなインパクトを与えた。この経験を糧に、今後は2試合を残して4位につけるブンデスリーガの戦いに戻っていくことになる。
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