EL決勝が「ラストゲームだとしても…」 レアル移籍浮上のアザール、去就明言せず
「ベストを尽くすだけ」と、今後の去就について明言は避ける
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、現地時間9日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦のフランクフルト戦(1-1)後に注目を集める去就について聞かれ、「(EL決勝が)僕のラストゲームだとしてもベストを尽くすだけ」と語った。UEFA公式サイトが報じている。
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本拠地スタンフォード・ブリッジで迎えた一戦で、チェルシーは1-1のまま90分間を終えた。第1戦からの合計スコアでも2-2で並び、アウェーゴール数も同点だったため、試合は延長戦に突入。それでも決着はつかず、PK戦で雌雄を決した。
チェルシーは2人目のスペイン代表DFセサル・アスピリクエタのキックが相手GKケヴィン・トラップにセーブされたものの、反対にフランクフルトの4人目DFマルティン・ヒンターエッガー、5人目FWゴンサロ・パシエンシアのキックをGKケパ・アリサバラガが連続ストップ。決めれば勝利の状況で5人目のキッカーを務めたアザールは、確実にボールをネットに収め、優勝した2013年以来となるEL決勝進出に導いた。
アザールは試合後のインタビューで「フィフティ・フィフティの試合だった。ベストゲームとは言えないが、僕らは勝ち抜くことができた」と、しぶとくつかんだ勝利の喜びを語った。
さらにレポーターからは注目される去就についても質問された。自身の将来についてはシーズン終了までは語らない方針を貫いてきたベルギーの至宝は、「このクラブ、このスカッドで何かを勝ち取ることだけを考えている」と具体的に何かを語ることはしなかった。
連日、レアル・マドリードへの移籍報道が繰り返されているアザールだが「(EL決勝がチェルシーでの)僕のラストゲームだとしてもベストを尽くすだけ。そうでないとしても、やることは同じだ」と、目の前の戦いに集中していると強調していた。
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