芸術ループ弾の香川にドイツ紙が大絶賛 「再び魔法をかけた」「スキルが輝き、試合を決めた」

リーグ戦3アシストに続く活躍に高い評価

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は28日のDFBポカール2回戦パダーボルン(2部)戦に先発出場した。7-1と大勝を収めるなか、チームの3点目となる鮮やかなループシュートを決めた香川は、9月20日のレバークーゼン戦以来となる今季公式戦6点目を決めた。10月の段階で昨季のゴール数に並んだ背番号23は、ドイツ地元紙から「再び魔法をかけた」と美しいゴールを絶賛されている。

 3アシストを記録した25日のアウクスブルク戦に続く活躍を見せた香川は、ドイツで再び高い評価を受けている。

 地元紙「ルール・ナハリヒテン」の採点では、チーム内では5位タイとなる2.5点(1点が最高、6点が最低)が与えられた。寸評では前半23分の決定機でシュートをクロスバーの上に外した点をマイナス要素として指摘されたが、「ハーフタイム直前、最初のミスを取り返す貴重な得点。再び魔法をかけた」と、左足で放った鮮やかな一撃から「魔法使い」と絶賛されていた。

 チームの最高点は、2得点に加え、ワンツーパスで香川のゴールも演出したMFカストロの1点。温存されたエースFWオーバメヤンに代わって出場し、先制点を決めたFWラモス、MFムヒタリアン、ギュンドアンが2点でこれに続いた。シュメルツァーが香川と同じ2.5点。DFソクラティス、MFバイグルは平均点とも言える3点だったが、主将DFフンメルスが3.5点、失点に繋がるミスをしたGKビュルキは4.5点とワースト評価となった。

 

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