フランクフルトFWの“先取りセレブレーション”に反響 「ゴールの匂いを嗅ぎ取った」
EL準決勝でチェルシーに惜敗も、レビッチが見せた“フライング”が注目集める
元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは現地時間9日、UEFAヨーロッパリーグ準決勝第2戦でチェルシーと対戦し、1-1で引き分けた。2戦合計2-2で突入したPK戦に4-5で敗れて無念の敗退となったが、この試合でクロアチア代表FWアンテ・レビッチが見せた“先取りセレブレーション”が話題を呼んでいる。
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ホーム第1戦を1-1で引き分けていたフランクフルトは、前半28分に失点。ビハインドを背負ってハーフタイムを迎えたが、後半4分に長谷部を起点に得点が生まれる。後方からドリブルで持ち上がった長谷部が前線に浮き球のパスを入れると、これを受けたセルビア代表FWルカ・ヨビッチが同代表MFミヤト・ガチノビッチとのワンツーで抜け出し、落ち着いて同点弾を沈めてみせた。
ここで話題をさらったのが、左寄りの位置でチャンスをうかがっていたレビッチだ。ガチノビッチのパスがヨビッチに通るのを確認すると、シュートが放たれる前から全力でガッツポーズ。ゴールが決まるとそのまま殊勲のヨビッチに駆け寄っていった。
チームメートの決定力に一切の疑問を抱かない“フライング”に、セルビア紙「モンド」は「レビッチはサッカーをよく知っている。ヨビッチから“ゴールの匂い”を嗅ぎ取っていた」と表現して言及。さらにセルビア紙「テレグラフ」は「これが信頼関係だ!」との見出しでレビッチのセレブレーションを紹介し、「レビッチはどれだけチームメートを信頼しているかを示した」と伝えている。
また英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは、レビッチがガッツポーズを繰り出すシーンの画像を公開。返信欄には「それだけヨビッチが素晴らしいってこと」「チームメートに自信を持っている証拠」などとファンから反響が寄せられていた。
残念ながら決勝進出はならなかったフランクフルトだが、今季の躍進は人々の記憶に間違いなく刻まれた。その理由の一つは、このシーンに象徴されるようなチーム内の“信頼関係”にあったのかもしれない。
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