世界衝撃の珍ゴール、GKパンチも目測ミス“4秒落下弾” 「見たことない」「笑わないで」
パレスティーノGKがパンチで弾くも… 落下地点の目測を誤りまさかの失点
南米のクラブ王者を決めるコパ・リベルタドーレスで、世界衝撃の珍ゴールが生まれた。脚光を浴びたのは、同大会グループステージ第6節アリアンサ・リマ(ペルー)対パレスティーノ(チリ)のワンシーンだ。大会公式ツイッターがゴール映像を公開すると、「最も奇妙なゴールの一つ」「不運と物理法則の被害者」など反響を呼んでいる。
そのプレーが生まれたのは前半18分だった。ホームのアリアンサ・リマのMFトーマス・コスタが相手ペナルティーエリア手前から右足を一閃。約20メートルの位置から放たれたミドルシュートにパレスティーノのチリ人GKイグナシオ・ゴンザレスが反応し、パンチで跳ね返した。
チャンスは潰えたかに思われたが、直後にまさかのプレーが生まれる。GKゴンザレスがパンチしたボールが真上方向に飛び上がったなか、ゴンザレスはポストの下からボールの落下地点を見極めた。ボールがポストの外に出ると判断したのか、ゆったりとした動きで落下するボールを眺めていたゴンザレスだが、バーすれすれで地面に落下。慌てて反応したが間に合わず、4秒近く舞い上がったボールがそのままゴールに吸い込まれた。
思わぬ形でゴールが生まれ、アリアンサ・リマの本拠地は歓声に沸いた一方、パレスティーノの選手たちは驚いたように肩を落としている。試合はその後、パレスティーノが2ゴールを決めて2-1と逆転勝利したが、GKゴンザレスの対応が各国メディアの目を引いたようだ。