プレミアリーグ4月度ベストゴール賞を受賞、クラブ公式が映像公開でファンが反応

　今夏のレアル・マドリード移籍が噂されるチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが叩き込んだ衝撃ゴールが、プレミアリーグ4月度月間ベストゴール賞を受賞した。チェルシーの公式ツイッターがゴール映像を公開すると、ファンから「天才」「なんてゴールだ」「驚愕スキル」と称賛の声が上がっている。

　4月8日のプレミアリーグ第33節ウェストハム戦（2-0）で、アザールが圧巻の一撃を決めた。0-0で迎えた前半24分、敵陣中央でパスを受けたアザールはフリーで前を向くと一気に加速する。相手選手2人の間を力強いドリブルで縦へと突破して置き去りにすると、ペナルティーエリア手前に相手2人が立ちはだかるも、高速ダブルタッチでかわして侵入。最後はタックルを受けながらも、左足でゴール右隅にシュートを流し込んだ。

　相手4人を抜き去る見事な中央突破ドリブル弾は大きな脚光を浴び、5月7日にプレミアリーグの4月度月間ベストゴール賞を受賞。アザールはリーグ公式のインタビューに応じ、「中央にスペースが開いているのが見えた。エリア内に入れば激しい守備を受けるのは分かっていたから、素早い方向転換をしてゴール前に入った。シュートを打って、ネットを揺らしたのが分かったよ。良い形だったね」と、自らのゴールを解説している。

　クラブ公式がゴール映像を公開し、拍手の絵文字とともに「相応しい」と称えた一方、返信欄ではファンから「史上最高」「天才」「破壊者アザール」「驚愕スキル」「なんというゴールだ」と賛辞が相次いだ。

　今季リーグ戦36試合で16ゴール15アシストと圧倒的な数字を残しているアザール。リーグ戦は最終節レスター戦を残すが、プレミア屈指のアタッカーは今夏、新天地へと旅立つことになるのだろうか。

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