ACL16強で日本勢対決も 首位通過消滅の鹿島、グループ最終節の決勝T進出条件は?
広島は広州恒大に1-0で勝利して1位通過決定 次節のメルボルン戦は主力を温存か
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節が8日に開催され、グループEの鹿島アントラーズは敵地でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に0-1で敗戦、グループFのサンフレッチェ広島はホームで広州恒大(中国)に1-0と勝利した。最終節を残すのみとなったなか、日本勢がラウンド16で対戦する可能性も生まれている。
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まずは突破を決めるためのレギュレーションを確認しておきたい。順位はグループ全体で獲得した勝ち点で争い、2チーム以上が同勝ち点で並んだ場合は、直接対決の成績で上位になったチームが勝ち抜ける。その優先順位は、直接対決内での勝ち点、得失点差、総得点、アウェーゴール数の順番だ。鹿島と広島に関しては、それ以降の決定要因となるグループ全体の得失点差などを比較する前に、ここで順位の決着がつく。
首位通過という最高の結果を決めたのが広島だ。広州恒大に1-0で勝利したことで勝ち点を12に伸ばした。2位の大邱FC(韓国)は勝ち点9のため、最終節の結果次第で広島と並ぶ可能性を残しているが、直接対決の結果で大邱に2連勝の広島が上位のために順位は逆転されることがない。2位通過の枠を大邱FCと3位の広州恒大で争うことになった。
■グループF順位表
広島 勝ち点12/6得点・3失点/+3
大邱FC(韓国) 勝ち点9/10得点・5失点/+5
広州恒大(中国) 勝ち点7/8得点・5失点/+3
メルボルン(豪州) 勝ち点1/3得点・14失点/-11
【最終節のカード】(左がホーム)
メルボルン×広島
広州×大邱
元日本代表MF本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)は、ここまで1勝も挙げられずに4位での敗退が決まった。リーグ戦との並行日程のなかで豪州遠征を行う広島は、順位も確定しているために主力を帯同させないことが予想される。