本田が失った“自分の家” ミラン指揮官、FW陣復帰後は4-4-2固定を明言
「司令塔はアディオ」
ACミラン所属の日本代表FW本田圭佑は、9月22日のリーグ第5節ウディネーゼ戦以来、スタメン出場から遠ざかっている。第8節のトリノ戦からミランが4-3-3システムに変更し、厳しい状況に置かれている。しかし、ここにきてさらなる苦境が待っていそうだ。イタリア紙「トゥット・スポルト」が、「ミラン、司令塔、アディオ」という見出しで、シニシャ・ミハイロビッチ監督による4-4-2システムへの再変更を報じている。
今季のミランはトップ下を置く4-3-1-2システムでスタートした。本田はリーグ序盤にトップ下でスタメン出場を続けたが、ゴールやアシストといった数字に残る結果を残せなかったことで大きなバッシングを浴びた。その一方で、「自分の家」と語るトップ下のポジションをチーム内で争うことは、望んでいた状況でもあったはずだ。だが、そのポジションはミハイロビッチ政権下のミランからは永遠に失われようとしている。
同紙は「けがのFWたちが戻って来たら、常に4-4-2で試合をしよう」と、ミハイロビッチ監督が明言したと伝えている。現在、FW陣ではマリオ・バロテッリ、エムベイェ・ニアング、ジェレミー・メネズが離脱しているが、ニアングに関しては全体練習に復帰したと報じられたばかり。現状ではFWの人数が不足気味のミランだが、その不安がなくなれば4-4-2へシフトすることを指揮官は望んでいるようだ。
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