バルサがリバプールFWサラー獲得へ 仏代表FWデンベレとの“トレード”で交渉開始か
リバプールのエースを等価交換で手に入れたいバルサ リバプールはプラス金銭を要求
リバプールとバルセロナは現地時間7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で対戦し、劇的な熱戦(2戦合計スコア4-3でリバプールが勝利)を演じた。両者の対戦は幕を閉じたが、首脳陣はすぐにでも再会することになるかもしれないと、スペインメディア「ドン・バロン」が報じている。
CL準決勝で対戦したばかりのリバプールとバルセロナは、選手のトレードを巡って会議室で再会するかもしれない。記事によれば、バルセロナはフランス代表FWウスマン・デンベレを交渉のカードに、エジプト代表FWモハメド・サラーの獲得を希望するという。
21歳と若いデンベレはスピードと推進力があり、野心的で、リバプールのユルゲン・クロップ監督が求める能力を完璧に兼ね備えている。一方のバルサがリバプールから獲得を狙うのは、CL準決勝第1戦でスペイン代表DFジョルディ・アルバとDFジェラール・ピケの頭痛の種となったサラーだ。
今季のサラーはプレミアリーグ第37節終了時点で、全試合に出場して22得点をマーク。36試合32得点を記録した昨季に比べると爆発力は劣るが、ハイパフォーマンスを見せている。しかし、サラーがクロップ監督と練習場で口論する場面が報じられ、その関係は上手くいっていないようだとして移籍が噂され始めている。
バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとトリデンテ(3本の槍の意)を構成する、最後の1ピースとなり得る“11番の選手”を欲しているという。実際に、デンベレやブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを獲得したが、ネイマールの穴を埋めるまでには至っていない。
ただし、現段階ではリバプールの中心選手であるサラーと、故障続きでバルセロナの控えとなっているデンベレには市場価値に大きな開きがある。そのためリバプールはトレード対象選手に加えて、金銭を要求すると見られている一方、バルサは選手と選手の等価交換を希望しているという。今後の交渉で両者が歩み寄りを見せるのか、注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)