ローマ幹部トッティ、新監督候補コンテ氏との接触を否定 「私は会っていない」
現在チームを率いるラニエリ監督に対し、「リスペクトを示さないといけない」と言及
現役時代に“ローマの王子”と呼ばれ、ローマ一筋のキャリアを過ごした元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏は、引退後にローマの幹部を務めている。現在、ローマは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指して熾烈な戦いを繰り広げているが、クラウディオ・ラニエリ監督に代わる新監督を招聘する考えもあるようだ。英紙「ザ・サン」が、トッティ氏のコメントを報じている。
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残り3節となったセリエAでローマは6位となっており、来季のCL出場権が得られる4位のアタランタとの勝ち点差は「3」になっている。シーズン最終盤の重要な戦いを繰り広げているなか、クラブ幹部のトッティ氏は来季の構想について、現在フリーとなっているアントニオ・コンテ氏への関心を匂わせた。
「我々はこの数週間、コンテ氏に関するさまざまな話題を目にしてきた。我々のベンチには、クラウディオ・ラニエリがいる。彼にリスペクトを示さなければならない」
そう前置きしたトッティ氏だったが、「どのクラブも、(コンテ氏の)招聘に全力を尽くすだろう。シーズンが終わったら、我々の監督がコンテか、ラニエリか、それ以外か、判断することになると思う。現時点では、CL出場権を獲得することしか考えていない。監督について話すべき時期ではない」と言及。少なくとも来季の監督候補にコンテ氏を考えていることを認めた。
「私はアントニオ・コンテ氏とは会っていない。また、監督交代はクラブが4位以内に入るかどうかで決まるものでもない」
イタリア国内では、ローマが年俸950万ユーロ(約11億8000万円)のオファーを提示したという報道もある。現役時代、中心選手としてセリエA制覇などのタイトルをもたらしたトッティ氏は、チームを再びスクデット争いに加えられる監督を招聘できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)