元バルサMFがリバプール20歳DFの“機転”を絶賛 「純粋なインテリジェンスとビジョン」
モナコMFセスク、CL準決勝で4点目を演出したアレクサンダー=アーノルドを称賛
モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが現地時間7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でリバプールの大逆転劇を導いたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを自身のツイッターで絶賛した。
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世界中が驚く奇跡の大逆転劇のなかで輝きを放ったのは、20歳の若きサイドバックだった。
1-0で迎えた後半9分、アレクサンダー=アーノルドは右サイドから鋭いクロスでオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴールをお膳立てすると、2戦合計スコア3-3と同点として迎えた同34分にも大仕事をやってのけた。
右サイドの深い位置まで攻め込んだアレクサンダー=アーノルドはパスコースがないと見るや、相手DFにボールを当ててCKを獲得。そのままコーナースポットにボールを置くと、キッカーのスイス代表MFジェルダン・シャキリと代わるような仕草でその場を離れた。しかし、ゴール前の様子を確認すると、踵を返して素早くゴール前へクロスを供給。これがフリーのベルギー代表FWディボックオリギへと渡り、右足で合わせたシュートはゴールネットを揺らした。
この驚きのプレーにはバルサの下部組織出身であるセスクも脱帽したようだ。ツイッターを更新し、「アレクサンダー=アーノルド、彼は20歳。多くの人が(バルセロナの)守備が悪かったと言うだろうけど、僕は彼の純粋なインテリジェンスとビジョンがもたらしたものだと言うよ」とイングランド代表DFの“頭脳”が勝ったとコメントしている。
また、「UEFA.com」は当のアレクサンダー=アーノルドのコメントを報じている。殊勲の右サイドバックは機転を利かせたアシストについて「とにかく本能的にやった」と語った。デザインされたプレーではなく、絶好のチャンスに反応して体が勝手に動いたということのようだ。そして「この瞬間を忘れることはないだろう」と勝利の余韻に浸っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)