大逆転負けのバルサ、“敗因”はベンチ外のデンベレ? 「ミスの代償」とスペイン紙指摘
3-0の第1戦終了間際、メッシの完璧なアシストをシュートミスでフイに
バルセロナは現地時間7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、リバプールとの第2戦を0-4で落とし、合計スコア3-4で4シーズンぶりのビッグイヤー獲得の夢がついえた。ミスが目立った第2戦の試合内容とともに、大逆転負けの“敗因”として現地メディアが挙げているのは、この日負傷でメンバーにすら入っていなかったフランス代表FWウスマン・デンベレだ。
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第2戦のバルサは前半こそアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらを中心とした攻撃で何度か決定機を作ったものの、ブラジル代表GKアリソンの好セーブやオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクらの堅守を崩せずアウェーゴールを奪えない。すると0-1で迎えた後半に3失点を喫し、聖地カンプ・ノウで積み上げた3点の貯金をアンフィールドで吐き出す最悪の展開となった。
そのなかでスペイン紙「マルカ」が伝えているのは、第1戦で4-0にできるチャンスがあったことだ。メッシの鮮やかな直接FKなどで3-0とリードしたバルサは、後半アディショナルタイムにカウンターから大チャンスを迎える。ペナルティーエリア左に侵入したメッシがマーカー複数人を引き付けてラストパスを送った先にはデンベレ。GKアリソンとの1対1を迎えたのだ。
しかしこの場面でデンベレの左足シュートはジャストミートせず、弱い軌道でアリソンの胸元に収まった。絶好機を逃したことを悔しがったのはデンベレ以上にメッシで、敗戦したようにピッチに突っ伏したのだ。
「リバプールとの第1戦の最後の数秒で、デンベレが大きなチャンスを逃した後でメッシがあんなにもがっかりしたのは理由があった。そしてリバプールは4-0で勝利した。バルサは第2戦でそのミスの代償を支払うことになった」
もしデンベレが決めて4-0だったとしても、4-4の延長戦にもつれたことは確かだ。それでもバルサの焦りはもう少し抑えられたかもしれない。デンベレはリーガ・エスパニョーラ第36節のセルタ戦(0-2)で先発出場したものの、この試合で負傷。リバプール戦ではベンチ外となった。バルサが敵地で逆境に立たされる中、汚名返上のチャンスすら得られなかったことに忸怩たる思いを抱いているのだろうか。
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