澤の親友ワンバックが現役引退を発表 代表通算184得点は男女通じて歴代最多
12月16日の中国戦がラストゲーム
アメリカ女子代表の伝説的名手FWアビー・ワンバックが現役引退を表明した。ESPNが報じている。
アメリカ女子代表は27日(日本時間28日)、カナダワールドカップ優勝を記念してホワイトハウスに招待された。バラク・オバマ大統領は式典で、選手1人1人の功績を称賛。「ベッキー・サウバーンの静かなる支配力と、アビー・ワンバックのあまり静かじゃない支配力もあった」と、大統領が激しい檄を飛ばすことで有名なワンバックをこう紹介すると、大きな笑い声が会場中に響いた。
そして、35歳のレジェンドはこの式典後、スパイクを脱ぐ声明を発表した。
「すごく熟慮して、友人、家族、チームメート、コーチングスタッフと話したけれど、サッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことに決めました。女子サッカー界のために貢献すべきことはまだあるけれど、今年の夏、ワールドカップをアメリカに取り戻してから、このスポーツの未来にすごく楽観的な気持ちになれました。最高で素晴らしいキャリアでした。人生の次の章がスタートするのを待ちきれません」
現役引退を発表したワンバックのラストゲームは12月16日、ニューオリンズで行われる中国戦が最終戦となる。
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