主審の判定に怒り心頭! インテル勝利も退席処分のマンチーニ監督は恨み節
ローマとの上位対決はベンチ入り禁止か
イタリアでも主審ごとの判定基準については、しばしば議論の対象になるが、マンチーニ監督はこの日の主審を務めたバンティ氏との相性の悪さを嘆いている。インテルは、同氏がゴール横に立つ追加副審を務めたフィオレンティーナ戦(主審はアントニオ・ダマート氏)で1-4の大敗を喫しているが、その際も判定がクローズアップされていた。
「我々は彼の裁くゲーム(フィオレンティーナ戦)をすでに経験しているが、その時も不運に見舞われた。その時は、開始2分でPKが相手に与えられた。そして、1人が退場になった」
終始、怒りの収まらない様子のマンチーニ監督だったが、退席処分を受けたという事実は変わらない。今後の正式決定を待つ形になるが、週末に迎えるローマとの上位対決では、メロと指揮官を欠く戦いになる可能性が高い。この日の勝利で暫定首位に立ったインテルだが、その道のりは険しいものになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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