スペインの”若き魔法使い”がレアル会長に移籍を直訴 プレミア行きを希望か
名門で主力のイスコだが「景色を変えたい」と願い出る
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコが、クラブのフロレンティーノ・ペレス会長に移籍を直訴したと、スペイン地元サッカー情報サイト「Fichajes」が報じている。
レポートによれば、卓越した技術を誇る23歳の攻撃的MFは「景色を変えたい」と会長に移籍を直談判したようだ。イングランド・プレミアリーグ移籍を希望していると言われ、アーセナル、チェルシー、リバプールといったクラブが候補に挙がる。
また、英地元紙「デイリー・スター」によれば、イスコの移籍に際して、レアルのラファエル・ベニテス監督は移籍金3500万ポンド(約64億円)を要求すると見られている。高額の移籍金が必要となるが、中でもアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、アシストキングのドイツ代表MFメスト・エジルやFWアレクシス・サンチェスらとともに、創造性あふれる攻撃陣の形成を望んでいるという。
イスコは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの負傷もあり、競争の激しいレアルの2列目で開幕から出場機会を得ている。それでもクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチらも台頭し、ポジション争いは熾烈を極める。リーグとUEFAチャンピオンズリーグの12試合に出場するも、フル出場は3試合のみ。レギュラー定着を望み、移籍を志願したと見られている。
プレースタイルの似るMFアンドレス・イニエスタ(バルセロナ)の後継者とも目される男は、名門レアル・マドリードを離れ、新天地での飛躍を目指すことになるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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