マンU、来季へ補強開始 ユベントスDFカンセロに「61億円+選手」のオファー提示へ
今季の課題だった最終ラインの再構築に着手 代理人のメンデス氏と交渉を開始か
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間5日、プレミアリーグ第37節ハダースフィールド戦で1-1と引き分け、今季のトップ4入りが消滅した。この結果も相まって、すでに来季の躍進を見据え、有能な代理人で知られるジョルジュ・メンデス氏とユベントスのポルトガル代表DFジョアン・カンセロについて交渉を開始したようだ。英紙「デイリー・スター」が報じている。
ユナイテッドは5日、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内である4位以内に入るため勝利が欲しいハダースフィールド戦で、1-1のドローに終わり、今季の5位以下が決定してしまった。
そんな苦しいシーズンを経て、ユナイテッドは来季に向けてすでに準備を開始。今季、多くの場面で批判の的に挙がった最終ラインの再構築に着手するようだ。
そこで白羽の矢が立った選手が、ユベントスの右サイドバックを務めるカンセロだ。ユナイテッドはできるだけ早い段階で交渉を開始したいと考え、代理人であるメンデス氏に接触。ユベントスで十分な出場機会を得られていないカンセロは移籍に前向きで、ユナイテッドは「4200万ポンド(約61億円)+選手」という条件で交渉を進めているという。
ただ、カンセロに関してはパリ・サンジェルマン(PSG)も興味を示しているとされ、もし争奪戦になれば財政力では勝てない。そのため記事では、PSGが交渉に入ってくるようならば、PSGのベルギー代表DFトーマス・ムニエに目を向けることができるだろうとも伝えている。
マンチェスター・シティも興味を持っていると報道されたカンセロ。守備陣の立て直しを図りたいユナイテッドは、ポルトガル人DFを獲得できるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)