レアルが急性心筋梗塞の“永遠の主将”カシージャスに激励メッセージ 「君とともにある」
ビジャレアル戦の前に選手がTシャツを着て入場 サポーターも横断幕を掲げる
レアル・マドリードは現地時間5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第36節ビジャレアル戦で3-2の勝利を飾り、2位でのフィニッシュに望みをつなげた。喜びに沸いた本拠地サンチャゴ・ベルナベウだったが、急性心筋梗塞で病院に搬送された元スペイン代表GKイケル・カシージャス(現ポルト)への激励メッセージを送ったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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熱狂的で知られるサンチャゴ・ベルナベウのウルトラスが集まるゴール裏。そこから至近距離で、かつての守護神であるカシージャスのビッグセーブを見守ったファンとしては、行動に移さずにいられなかったようだ。以下のような横断幕が設置されたという。
「マドリディスモ(マドリード魂)は君とともにある。イケル、偉大なる永遠のキャプテンだ」
チームのためにはクラブや指導者との衝突も辞さなかったカシージャスだが、その姿勢は数多くのマドリディスタに愛されてきた。
そしてチームも、キックオフ前には「イケル、君とともに」とのメッセージが書かれたTシャツを着用して入場した。試合はドミニカ共和国代表FWマリアーノの活躍によって、3-2で勝利。かつて自らの“庭”としてピッチに立ち続けたカシージャスにとっても、古巣の勝利は回復への薬になるかもしれない。
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