長崎MF大竹洋平、30代突入で誓う“最高の自分”の更新 「思い描いたサッカー人生を」
30代初戦となった東京V戦では試合途中からボランチにシフトしてチャンスを演出
手倉森誠監督を迎えたV・ファーレン長崎は、今季ここまで4勝3分5敗の12位と波に乗り切れずにいる。そのなかで、試合を重ねるたびに存在感を増しているのがMF大竹洋平だ。2日に30歳を迎えた技巧派ゲームメーカーは、「まだまだ成長できる」とさらなるレベルアップを見据えている。
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長崎は5日、J2リーグ第12節で東京ヴェルディと対戦。しかし、前半4分に左サイドからのクロスを一度はDF角田誠がクリアするも、相手MF小池純輝に流し込まれて先制を許してしまう。後半7分にもパスミスから献上したFKを直接決められ、2点ビハインドに。同34分に大竹の右CKからDF香川勇気のゴールで1点を返したが、一歩及ばず1-2でリーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。
一つの光明は、右サイドハーフで先発出場した大竹を、後半9分にMF吉岡雅和を投入した後にボランチにスライドさせた展開だろう。それまでは中央でボールが落ち着かずにFW玉田圭司ら前線の選手が孤立しがちだったが、テクニックのある大竹が引き出して起点となることで攻撃が活性化。東京VのFW端戸仁が「大竹洋平くんのように技術ある選手が前を向くと、決定的な仕事をされてしまう」と振り返ったように、後半37分にはFW呉屋大翔、その5分後にもFWイ・ジョンホに浮き球のラストパスを送り、チャンスを演出した。
大竹は「失点の仕方が2点とも立ち上がりで悪かったのが響いてしまった」と反省しつつ、後半の攻撃には少なからず手ごたえがあったという。
「ボランチはこれまではあまり経験がないですけど、今年は何回かやらせてもらっています。点が欲しい状況だったので、自分が入ったらボールを前に供給できるように、と意識していました。ボランチはボールに触れるので楽しいし、割とスムーズにできたかなと」
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