ハメスとコバチ監督の仲は“修復不可能” バイエルンが買い取りオプション行使見送りへ

コバチ監督とハメスの仲は修復不可能とスペイン紙が報じている【写真:Getty Images】
コバチ監督とハメスの仲は修復不可能とスペイン紙が報じている【写真:Getty Images】

ジダン率いるレアルにも居場所はなく、他クラブへの放出が濃厚

 バイエルンは、レアル・マドリードから期限付き移籍で加入しているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて、買い取りオプションを行使するつもりはないようだ。スペイン紙「マルカ」は、ハメスとニコ・コバチ監督の仲は“修復不可能”だと伝えている。

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 バイエルンがハメスを完全移籍で獲得したい場合は、6月15日までに買い取りオプションを行使することになる。しかし、同紙の情報によると、バイエルンはすでにオプション行使回避を決定。ハメスは3年ぶりにレアルに戻ることになる予定だという。

ハメスは昨夏、ドイツを離れてレアルに戻ることを望むコメントを発していたが、それ以来、コバチ監督は同選手に不満を抱いているらしい。バイエルンでは幹部の多くがハメスの残留を願っているものの、コバチ監督との関係は依然としてネガティブなものであるようだ。

 ただし、昨夏ハメスの復帰を望み、同選手にレアルに戻るように促したのはフレン・ロペテギ元監督。現在、チームを指揮するジネディーヌ・ジダン監督は、2年前の在任時にハメスを構想外とした張本人であり、ハメスがレアルに復帰したとしても起用する可能性は低い。

 ハメスとレアルの契約は2021年までとなっているが、レアル側はどんなオファーであっても耳を傾けるつもりのようで、ハメスが古巣に復帰したとしても在籍は“短期間”に終わりそうだ。同選手に対しては、ユベントスやナポリといったイタリア勢、さらにはイングランドのアーセナルといったトップクラブが関心を寄せているとも噂されている。来季の同選手の居場所がバイエルンにもレアルにもない場合、新天地はこのなかのどこかということになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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