メッシの「歴代FKゴールTOP10」を英紙選出 “現代最強キッカー”を象徴する一撃は?
CLリバプール戦での衝撃弾を受けて特集 今季は公式戦でFKから8ゴール
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは世界有数のFKキッカーとして、今季も数多くのゴールをセットプレーから決めてきた。英紙「デイリー・メール」はこのレフティーのFKゴールをトップ10のランキング形式で紹介。一体、どのゴールがトップに輝いたのか――。
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デビュー当時は右サイドからのカットインを最大の武器とするドリブラーとして鳴らしたメッシだが、徐々にポジションは中央がメインとなった。チームのストライカーであると同時にチャンスメーカーとしても超一流で、完全無欠の存在としてチームを牽引。また、年齢を重ねるごとに直接FKの精度にも磨きをかけ、今や世界最高のキッカーの1人となった。その証拠として、今季は公式戦で直接FKから8得点をマークしている。
そんなメッシが決めた圧巻のFKゴールの中で、“ベスト”と認定されたのはどのゴールなのか。記事ではアルゼンチン代表として2012年10月のウルグアイ戦(3-0)で決めた壁の下を抜く技ありFK(10位)を筆頭に、2018年12月にエスパニョールとのダービーマッチ(4-0)で決めた先制点(9位)、2016年11月のコロンビア戦(3-0)で決めたゴール右上隅へのシュートなどが続々とランクイン。いずれもゴールの隅を突くコントロールショットがずらりと並ぶ。
どれも甲乙つけがたいものばかりだが、その中からトップ3は特筆に値する。
3位は2018年8月18日に行われたアラベスとのリーガ開幕戦で決めた今季第1号だ。ゴールまでおよそ20メートル、中央やや右寄りの位置で、壁には相手選手5人が立っていた。助走に合わせてアラベスの選手は勢い良くジャンプしたが、メッシは下を抜くグラウンダーのシュートを選択。威力はそれほどでもなかったが、相手守備陣の裏をかいて見事にゴールネットに収まった。
2位は2019年4月2日、ビジャレアル戦(4-4)。つい1カ月ほど前に生まれたゴールだ。ペナルティーアークの中とかなり近距離からのFKで、メッシは壁の上でも下でもなく、壁のないファーサイドを狙って強烈なシュートを放った。ゴール左ポストを叩き、そのままゴールイン。正確性だけでなく、パワーを見せつけた一撃だった。