長谷部誠の決定機に間一髪のタックル! カンテとの“攻守の要対決”に英メディア脚光
フランクフルトはELチェルシー戦で1-1ドロー 長谷部がビッグチャンス迎えるもカンテが間一髪のタックル
フランクフルトはUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦でチェルシーと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。この日はリベロではなくボランチで先発フル出場を飾った元日本代表MF長谷部誠は、試合終盤に1対1の決定機を迎えたが、フランス代表MFエンゴロ・カンテの強烈なボール奪取に遭うワンシーンがあった。海外メディアも「長谷部がカンテに追いやられた」と両者の攻防に注目している。
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フランクフルトではリベロとして3バックの中央が主戦場となっている長谷部だが、チームを率いるアドルフ・ヒュッター監督はポゼッションサッカーを強みとする強豪チェルシー対策に打って出た。長谷部をボランチに上げて前線に2枚を残し、8枚で自陣にブロックを築くことで、相手にスペースを与えない戦術を導入した。試合は1-1の痛み分けとなったが、強固な守備網を築いたうえで果敢なプレッシングで圧力をかけるプランはある程度の成果が出ていた。
そして試合終盤には、長谷部に決定機が訪れた。1-1で迎えた後半40分、チェルシーのゴールキックからイタリア代表MFジョルジーニョにボールが入ると、MFセバスティアン・ローデが猛然とハイプレスをかけ、慌てさせてカンテへのパスを誘発すると、そこを狙っていた長谷部がかっさらい、ローデとのワンツーでペナルティーエリア内に侵入し相手GKとの1対1の決定機を迎える。しかし、猛スピードで戻ったカンテに強烈なスライディングタックルをお見舞いされ阻止された。
英メディア「90min」はカンテを「肺のない人間」と表現し、攻守にわたり無限に走るタフネスと称え、終盤のワンシーンについては「カンテはゴールを目前にする長谷部を追走し、クリーンなタックルで阻止した」と触れている。また、英メディア「talkSPORT」も「チェルシーはボールを失ったが、長谷部はカンテに追いやられた」と振り返っている。第2戦はアウェーゲームとなるフランクフルトだが、熱い攻防を見せた長谷部とカンテはともに攻守におけるキープレーヤーとなりそうだ。
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