リバプールファンが「メッシ出場停止キャンペーン」展開 “疑惑のパンチ”の反響拡大
リバプールのブラジル代表MFファビーニョと接触した際に左拳が相手の顔を直撃
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦のリバプール戦(3-0)で2得点を奪い、バルサ通算600ゴールに到達した。偉大な金字塔を打ち立てた一方で、リバプールファンはメッシの出場停止を求めるキャンペーンを展開している。
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ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの先制弾で1-0とリードして迎えた後半30分、メッシはスアレスのシュートがバーに跳ね返ったところを押し込んでリードを2点に拡大。続く同37分、約25メートルの位置から絶妙なFKを叩き込んで3-0の快勝に貢献した。
バルセロナ通算600ゴールを達成し、チームを勝利に導いたメッシだが、ある場面に注目が集まっており、これがリバプールサポーターの署名活動に発展するなど波紋を呼んでいる。
問題のシーンはバルセロナが2-0とリードして迎えた後半36分、敵陣中央でパスを受けたメッシがドリブルで持ち上がり、リバプールのブラジル代表MFファビーニョと対峙した時のこと。メッシはスアレスにパスを出すと同時に前方へダッシュしたが、直後に両者が衝突した。次の瞬間、メッシの左拳がファビーニョの顔面を直撃。しかしメッシはファウルを取られず、ファビーニョがメッシへのファウルでイエローカードを提示された。
このプレーで獲得したFKをメッシが決めたこともあり、リバプールファンの中には怒りが収まらない人もいたようだ。発信者は先にパンチを見舞ってファウルを犯したのはメッシの方だとし、署名サイト「change.org」上でキャンペーン活動を開始。「ファビーニョの顔に明らかにパンチを見舞ったメッシに、遡及的な処分を」と題し、「この件はUEFAによって調査されるべきだと思う」と“その瞬間”の画像付きで主催者に対してメッシの出場停止処分を求めた。