チェルシーで戦力外状態のファルカオ、1月にロシア強豪移籍急浮上!
英紙報じる ポルト時代の恩師ビラス・ボアス率いるゼニトが再オファーへ
チェルシーで出場機会を失っているコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ来年1月の移籍市場でロシア強豪ゼニト電撃移籍を果たす可能性が浮上している。英地元紙「テレグラフ」が報じたもの。
ゼニトを率いるアンドレ・ビラス・ボアス監督はFCポルトで指揮を執った2010−11シーズン、UEFAヨーロッパリーグ優勝時のエースだったのが、ファルカオだった。この大会では得点王も獲得するなど輝いたファルカオと指揮官の師弟関係は健在で、今夏の移籍市場でもストライカー獲得に動いていたという。
“エル・ティグレ(虎)”の愛称を持つストライカーがゼニト移籍となれば、指揮官だけでなく、ブラジル代表FWフッキとも再会を果たすことになる。2人は、ポルトでの10-11シーズンに合わせて74得点を挙げた。この超強力ユニットの再結成に期待も懸かる。
昨季マンチェスター・ユナイテッドに加入しながら、リーグ戦26試合4得点と期待外れに終わった。復活を期したファルカオは、今季はチェルシーでの挑戦を選んだが、ここまで8試合1得点と結果を残せずにいる。シーズンの3分の1も消化していない段階だが、1トップの現行のシステムではスペイン代表FWディエゴ・コスタ、フランス代表FWロイク・レミーとのポジション争いに敗れ、ベンチ外や帯同メンバーから外れる屈辱を味わっている。フランス強豪モナコからレンタル移籍でのたらい回し状態となっているかつてのエースが恩師とかつての相棒が待つロシアで復活を目指すことになるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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