「意志の強さが全てを決める」 フランクフルト長谷部、第1戦ドローも決勝進出へ決意
EL準決勝第1戦はチェルシーと1-1ドロー 第2戦は敵地での得点が最低条件に
フランクフルトは現地時間2日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝の第1戦でチェルシーとホームで対戦し、1-1の引き分けに終わった。ボランチで先発フル出場した元日本代表MF長谷部誠は「引き分けは悪くない」と強豪チェルシーとの接戦に一定の手応えを感じる一方で、「インテルやベンフィカよりもランクが一つ上」と対戦相手を称えている。
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フランクフルトは今季ブンデスリーガで17得点、ELで8得点のチーム得点王、セルビア代表FWルカ・ヨビッチが前半23分に左サイドからのクロスにヘディングで合わせ、試合の均衡を破る先制ゴールをマークした。
しかし、前半終了間際の同45分にはCKの流れからスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスに左足のシュートを決められ、アウェーゴールを献上。試合はそのまま1-1で終わったが、フランクフルトはチェルシーにわずかなアドバンテージを許した。
試合後の選手コメントをドイツ放送局「hessenschau」が伝えている。長谷部は「1-1の引き分けは悪くない」としたものの、「1点与えてしまったのは悔しい。チェルシーはインテルやベンフィカよりもランクが一つ上」とその強さを痛感した。そして「アウェーで得点が必要になったことは厳しいタスク」と敵地での第2戦がより難しい一戦になると予想した。
ホーム&アウェーでの試合では、合計スコアで並んだ場合にはアウェーでのゴール数が多いチームが勝ち上がる。仮に第2戦が0-0に終わった場合、スコア上は並んでいてもアウェーゴールで勝るチェルシーが決勝へ駒を進めることになる。フランクフルトは敗退を免れるためには、敵地スタンフォード・ブリッジでゴールを決めることが最低条件だ。
フランクフルトにとってこの試合が今季46試合目だった。「何人かの選手は足が痙攣していた」と長谷部が語ったように、選手たちの肉体も悲鳴を上げつつある。それでも長谷部は「最後は意志の強さが全てを決める。ロンドンではどんなことでも起こり得る」と、チェルシー撃破に意気込んでいた。
雌雄を決する第2戦は現地時間9日(日本時間10日午前4時キックオフ)に行われる。
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