「なんて優秀なんだ!」と敵将を称賛 サッスオーロ戦後のミラン会長の行動が話題に
試合後に相手のロッカールームに突入
ACミランの名物オーナー、シルビオ・ベルルスコーニ会長は25日、ホームのサッスオーロ戦で2-1と4試合ぶりの勝利を飾った後、相手チームをロッカールームで激賞する謎の行動に出て話題になっている。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
ミランは数的不利に陥った格下を相手に、苦しみながら勝ち点3を手にした。スタンドのサポーターから横断幕で、アドリアーノ・ガリアーニCEOとシニシャ・ミハイロビッチ監督という会長の両腕に当たる2人を批判され、サンシーロにブーイングが飛び交う光景に嫌気が差したのだろうか。
システム変更を命じるなど、頻繁な現場介入で有名な元イタリア首相の会長は、ミラン勝利のホイッスルを聞いた後、サッスオーロのロッカールームに突入した。
「なんて優秀なんだ! ディ・フランチェスコ!」
現役時代に中田英寿氏とASローマの優勝に貢献するなど、日本でもお馴染みのサッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を絶賛すると、「引き分けが相応しかった。君たちはいい試合をした!」と、謎の激励をしている。
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