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クロップのリバプール改革は地道に一歩ずつ 「フットボールにおとぎ話はない」
3試合連続ドロー
リバプールのユルゲン・クロップ監督は25日、就任後初の本拠地アンフィールドでの試合に臨み、サウサンプトンに1-1で引き分けた。その試合後、名門復活の改革には時間が必要だと強調した。英メディア「LFC XTRA」が報じている。
これで今季10試合で5つ目の引き分けとなったリバプール。9位と順位を一つ上げたが、上位陣との差を埋めきることはできなかった。
就任後、公式戦3試合連続ドローと、いまだ勝ち星がない。だが、低迷に苦しむリバプールの改革は、すぐに結果の伴うものではないと口にした。クロップ監督は、「改善しなければならない点が多いが、変えたくても今すぐすべてを変えられるわけではない」と言い、時間が必要だと強調した。
「フットボールは“おとぎ話”じゃない。我々は時に“おとぎ話”のような結末が訪れるシナリオを思い描いてしまうが、そんなことは起こらない。それでもチームには進歩が認められたし、次の課題も見つかった。その点は良かったが、もちろん結果には満足していないよ」
着手すべき問題は山積みのようだ。この日の試合で指揮官を落胆させる場面があった。
「同点ゴールを許してしまった時、チームにはまるで、この世の終わりのような空気が蔓延してしまった。逆転できることを信じていなかったからだ。選手たちがなぜそんなふうに弱気になってしまうのか、私には理解できないよ。だが、彼らはそんなふうに感じてしまうんだね。皆さんご存知の通り、うちの選手たちはみなテクニックもあるし、フィジカルも強い。だが、同点ゴールが決まった後、選手たちが意気消沈してしまった様子が見てとれたと思う。勝利を信じなければ勝利は訪れないよ」
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