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ドルトムント指揮官、チームが示した固い絆に感銘 「素晴らしい関係だね」
快勝に上機嫌のトゥヘル監督
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が、アウクスブルク戦での快勝に満足している。クラブ公式サイトが伝えている。
ドルトムントは25日、敵地でアウクスブルクと対戦し、5-1で勝利を収めた。FWピエール=エメリク・オーバメヤンのハットトリックやMF香川真司が3アシストを記録する活躍を見せ、最後までゲームを支配した。
「言うまでもなく非常にうれしい。多くのチャンスを作ったが、その一方でリードを守らなければならないこともわかっていたよ。長距離移動の疲れがあったからね。立ち上がりの15分間は長旅の疲労から足が止まっていた。それでもリードを守り切れると感じていたからこそ、チャンスを作り続ける必要はなかったんだ」
トゥヘル監督は試合後、22日に敵地アゼルバイジャンでヨーロッパリーグのガバラ戦を戦い(3-1で勝利)、長距離移動による疲労を抱えた上でチームが好パフォーマンスを披露したことに満足感をのぞかせた。そしてMFマルコ・ロイスのゴールに対する、オーバメヤンのリアクションに喜びのコメントを残した。
「マルコのゴールを喜ぶオーバメヤンの姿を見ていると、私も本当にうれしくなってくる。マインツ戦でもそうだったね。ロイスとミキ(ヘンリク・ムヒタリアンの愛称)のゴールをアシストし、自分のことのように喜んだ。オーバメヤンは完璧なチームプレーヤーだよ。チームに多くのものを与えるだけでなく、チームから多大な恩恵も受けている。素晴らしい関係だね」
また、オーバメヤンがハットトリックを達成した場合に、家族にプレゼントをするという賭けをしていたことを記者から聞くと、「私に80分で交代させられないと確信できていたのはさすがだね。でも、そういう賭けをするのなら、もう少し早くゴールしなきゃ」と笑顔でジョークを交えながら、エースへの厚い信頼を示した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images