17歳MF久保建英に英メディア注目 「“日本のメッシ”について知っておきたい5つのこと」
本家メッシを引き合いに出して「スターダムに登り詰める可能性を持つ」と紹介
日本国内だけでなく、欧州のフットボール界においても「日本のメッシ」こと久保建英の認知度が上がってきている。英サッカーメディア「90min」は今回、「バルセロナやレアル・マドリードとつながる“日本のメッシ”について知っておきたい5つのこと」として久保を紹介。これまでのキャリアで注目すべきトピックを5つ挙げている。
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まず1つ目のトピックとして挙げられたのが「10歳でバルセロナに加入したが、クラブの獲得違反の影響で退団を余儀なくされてしまったこと」だ。10歳の時にバルセロナの下部組織の入団テストを経て、クラブに加わった久保。しかし、バルセロナの18歳未満の外国人選手に対する獲得・登録違反によって公式戦に出場できない状況が続き、最終的にクラブを去って帰国することになった。18歳で欧州に戻る場合には、FIFAによる登録違反の制裁の対象にはならないとしている。
2つ目のトピックは「Jリーグ史上最年少選手&最年少得点者になったこと」。バルセロナから帰国後、翌年にはFC東京のトップチーム登録をされた久保は、16年の11月に15歳5カ月1日でプロデビュー。Jリーグ史上最年少記録を塗り替えると、17年の4月には15歳10カ月11日でJリーグ最年少得点を記録している。また今季はチームの主力としてプレーし、先日のルヴァンカップ・鳥栖戦では直接FKを決めて勝利に貢献している。
またその他のトピックには「17年のU-20W杯に15歳で日本代表に選ばれる」と「リバプールが最も“興味深いフットボール”をしている。“素晴らしい”と説明したことを認める」が入っている。
そして最後のトピックとして紹介されているのが、「FC東京の監督は久保がステップアップする準備ができていることに自信」というもの。FC東京の長谷川健太監督が語ったエピソードを入れ、「90min」は「指揮官は久保の成熟を賞賛しており、今後が注目される10代の若者は欧州に戻る準備ができていると明らかにした」と伝えている。
「90min」は、久保について「リオネル・メッシが持っていたのと同じくらい、スターダムに登り詰める可能性を持つ選手かもしれない」と称しているが、若き侍は今後どんなステップを踏んでいくのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)