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レスターの今季初完封勝利に隠れた岡崎の献身性 プレーの量と質の高さをデータで証明
途中出場も守備時のチャレンジ回数は攻撃陣トップ
侍ストライカーの価値は、試合データによって実証された――。レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は24日、プレミアリーグ第10節の本拠地クリスタル・パレス戦に途中出場し、献身的な動きで1-0の今季初完封勝利に貢献した。
この日は、2節ウェストハム戦以来となるリーグ6試合ぶりの先発落ち。得点を奪えていない現状を考えると、FWとしてスタメンを外されるのは仕方がない部分もあるだろう。だが現在、首位のマンチェスター・シティと勝ち点3差の5位と好調なチームにおいて、岡崎もまた不可欠な戦力となっている。そのことが、途中出場ながら複数の項目で驚異的な値を示した「Instat」のデータからも見て取れる。
試合は後半14分に、FWヴァーディの7戦連続となる今季10得点目でレスターが先制する。相手のクリアミスを逃さず、電光石火のショートカウンターでゴールを陥れた4分後、ラニエリ監督が動く。MFオルブライトンに代えて岡崎を投入したのだ。
そして今季、ここまで無失点試合のないレスターにとって、試金石となるような状況で投入された日本人FWは、指揮官のメッセージをしっかりとピッチ上で体現してみせる。
出場時間は、アディショナルタイムを含めて31分間と、フル出場した選手の約3分の1だったが、[表1]で示した通り、守備時のチャレンジ回数(1対1の競り合い)が、前線と両サイドハーフを務めた6選手のなかで最も多かった。これは高い位置から献身的に動きながら、チャンスと見るや一気に相手のボールホルダーとの間合いを詰めた回数が多かったことの表れだろう。
[表1]
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