リバプールOB、シティFWスターリングを絶賛 「今のレベルに到達するとは…」

マンチェスター・シティFWスターリング【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティFWスターリング【写真:Getty Images】

元アイルランド代表DFローレンス氏が言及 「彼は本当に、ものすごく成長した」

 かつてリバプールで活躍した元アイルランド代表DFマーク・ローレンソン氏が、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングの成長ぶりを称賛している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。

 2015年にリバプールからシティへ移籍したスターリング。当時、移籍金4900万ポンド(約72億円)というビッグディールで世間を賑わせたが、昨年11月にはクラブと新たに3年契約を結び、英メディアでは推定で週給30万ポンド(約4300万円)、年俸換算にするとおよそ22億円とイングランド人選手で最高給になったと再び話題を呼んだ。

 今季はプレミアリーグ32試合に出場し、17ゴール10アシストをマーク。先月には2018-19シーズンのPFA年間最優秀若手選手賞とFWA年間最優秀選手に選出された。

 ローレンソン氏は「デイリー・メール」のスコットランドスポーツデスク「sportsmail」で、スターリングが20歳でリバプールを退団した時、後にサッカー界トップレベルの選手に成長するとは想像していなかったと語っている。

「リバプールで何度も彼を見たが、退団時、今のレベルに到達するとはまったく思っていなかった。当時も上手かったが、サッカーやチームでの自分の役割を理解しているとはあまり思わなかった。おそらく、彼がどれほど若かったのかを忘れていたのだろう。彼自身か、それともペップ・グアルディオラのおかげかは分からないが、彼は本当に、ものすごく成長した」

 また、3月下旬の欧州選手権(EURO)2020予選のモンテネグロ戦(5-1)では、人種差別的なチャントを聞かされたスターリングの対応が話題となっていた。ローレンソン氏はそんなスターリングが技術面だけでなく、メンタル面でも一皮むけた姿に感銘を受けているようだ。

「彼は本当にファンタスティックな活躍をしてきたし、今は素晴らしい選手であり、ちゃんとした人間にもなった。本当に素晴らしいことをしてきたと思う。前に彼のインタビューを見たけど、彼はこのような質問にどう答えるのかなと思ったら、すごくすごく良かった。とてもよく考えていて、思いやりがあった」

 24歳アタッカーのさらなる飛躍に注目が集まる。

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