岡崎、レスター「最高の瞬間」は? 伝説のオーバーヘッド弾超えの活躍を地元紙選出
17-18シーズンのサウサンプウトン戦で2得点1アシストと印象的なパフォーマンス
レスターの日本代表FW岡崎慎司は今季限りでクラブを退団する意志を明かし、去就に注目が集まる。そうしたなか、英地元紙「レスター・マーキュリー」は「シンジ・オカザキの最高の瞬間」と題し、侍ストライカーの活躍を特集した。
レスターは2015-16シーズンにクラブ史上初となるプレミアリーグ制覇を成し遂げ、「ミラクル・レスター」とも称された。マインツから移籍金700万ポンド(約10億円)で加入した岡崎はレギュラーとして元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとの2トップを組み、献身的な守備を武器に快挙達成に大きく貢献した。
そんな岡崎が契約満了となる今季限りでレスターを退団する意志を明かしたことを受け、地元メディアがこれまでの岡崎の活躍をまとめた。15-16シーズンの第2節ウェストハム戦(2-1)で決めたプレミアリーグ初ゴールや、2016年の年明け早々にトットナム相手に決めたFAカップ初ゴールなど節目の得点などが紹介されているなかで、「信じられない」と特筆されている一つが第30節のニューカッスル戦(1-0)で決めた鮮やかなオーバーヘッド弾だ。
左サイドからMFマーク・オルブライトンが上げたクロスボールから、“相棒”ヴァーディが頭でつなぐと、ゴール前にポジションをとっていた岡崎が右足を高く振り上げ、難易度の高いアクロバティックなシュートをネットに収めた。岡崎にとって本拠地キングパワー・スタジアムでの初ゴールだったということもあり、ファンの記憶にも深く刻み込まれたに違いない。
さらに翌2016-17シーズンのプレミア第37節マンチェスター・シティ戦(1-2)で決めた左足の強烈ボレーシュートも「ニューカッスル戦のゴールに匹敵するフィニッシュ」として紹介されるなど、岡崎がレスターで決めた数々のゴラッソが回想されている。
また、岡崎の「ベストパフォーマンス」と認定された試合は、17-18シーズンのプレミア第17節サウサンプトン戦(4-1)。日本代表DF吉田麻也やオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(現リバプール)を擁した相手に岡崎は2ゴール1アシストを記録した。
クロード・ピュエル前監督やブレンダン・ロジャース現監督の下では出場機会をめっきり減らした岡崎だが、色褪せることない功績をレスターの歴史に刻み込んでいる。
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