アヤックス、23年ぶりCL決勝へ前進 敵地1-0先勝に監督も満足「我々は守備も得意だ」
ファン・デ・ベークのゴールを守り、トッテナムに1-0勝利
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝トットナム対アヤックスの第1戦が現地時間4月30日に行われ、アヤックスがオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが奪った先制ゴールを守り切り、1-0で先勝した。英公共放送「BBC」によると、アウェーでの貴重な勝利にエリック・テン・ハーグ監督は「我々は守備も得意だ」と選手たちを誇ったという。
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レアル・マドリード、ユベントスを下して勝ち上がってきたオランダの名門の勢いは、イングランドの首都ロンドンでもとどまることはなかった。キックオフ直後からリズム感あるパス回しを見せると、前半15分に歓喜の瞬間が訪れる。MFハキム・ジエクが鋭い縦パスを入れると、オフサイドラインぎりぎりにポジショニングしたファン・デ・ベークが巧みなターンから相手GKと1対1に。GKウーゴ・ロリスの重心をずらすキックフェイントからのシュートでゴールを陥れた。
その後もアヤックスは、敵地で堂々たる戦いぶりだった。イングランド代表FWハリー・ケインを負傷で、韓国代表FWソン・フンミンを出場停止で欠く“飛車角落ち”のトットナムとはいえ、完全に崩された決定機はほとんど訪れず。後半33分にFWダビド・ネレスのシュートがポストを直撃して追加点を奪えなかったのは痛かったが、今季の充実ぶりが伝わる90分間だった。
「これは素晴らしい結果だ。我々は勝利したんだからね。満足しているよ。とはいえ、まだここは中間点に過ぎない。決勝に進みたいなら、改善しなきゃいけないことはあるよ」
デン・ハーグ監督は英衛星放送「BTスポーツ」のフラッシュインタビューで、このように語った。指揮官が誇ったのは、ヨーロッパ中に衝撃を与えている鮮やかなコンビネーションでの崩しだけではない。
「我々はディフェンスだって得意なんだ。さまざまなスタイルでサッカーをすることができるから、上手く守ることができる。そういうところで満足しているんだ」
第2戦は現地時間8日、ヨハン・クライフ・アレーナで開催される。若き才能が躍動するアヤックスは変幻自在の戦いぶりで、本拠地で23年ぶりの決勝進出を叶えることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)