「長谷部が突然現れた!」 ブンデス公式が“最後の砦”の「スーパークリアTOP5」を公開
ゴールライン上のクリアに実況も興奮 「レスキューが必要な場面を直感的に察知」
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は今季、充実のシーズンを送っている。ここまで主にリベロとして公式戦39試合に出場し、時にはキャプテンマークを身に着けながら躍進するチームを牽引。ブンデスリーガでは第31節を終えてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では準決勝進出を果たしている。
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そんななか、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが、守備の要として奮闘する長谷部の“スーパークリア集”を公開。「最後の砦」「レスキューが必要な場面を直感的に察知する」として、フランクフルトで見せたゴールライン上のクリアトップ5を紹介した。
どれも絶体絶命のピンチを救うクリアとなっており、実況も興奮。2017-18シーズンのケルン戦で見せた顔面ブロックでは「なぜかゴールになっていない! 信じられない!」、18-19シーズンのアウクスブルク戦では「クール! ライン上の長谷部だ!」と勢いのままにまくし立てた。
16-17シーズンのバイエルン・ミュンヘン戦では、自らのロングボール対応のミスからピンチを迎えたが、冷静なリカバリーを見せる。元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーのループシュートに追いついて、間一髪のところでかき出している。これには実況も「自分のミスから生まれたピンチだが、カバーリングを見よ!」とミスからの立て直しの早さを称えた。
1位となったのは17-18シーズンのドルトムント戦で、イングランド代表FWジェイドン・サンチョと元トルコ代表MFヌリ・シャヒンのシュートを立て続けにブロックしたシーン。まさに「最後の砦」となった場面で、「サンチョ! しかしライン上で長谷部! さらにシャヒンのシュートも入らない! 長谷部が突然現れた!」という実況がプレーの凄まじさを引き立てている。
動画はヴォルフスブルク時代に味方の退場によって長谷部がGKを務めたシーンを“おまけ”として付け加え、締めくくられた。コメント欄では「驚くべき選手だ」「後ろに長谷部がいた時の(GKの)ケビン・トラップはホッとするだろう」「ELチャンピオンになれるのか楽しみだ」とファンからの反響が寄せられている。
フランクフルトは現地時間5月2日、ホームでチェルシーとのEL準決勝第1戦に臨む。長谷部がどんなプレーを見せてくれるのか、今から楽しみにしたい。
“スーパークリアTOP5”に収録されているのは、以下の5試合でのプレー。
5位:17-18 ケルン対フランクフルト(0-1)
4位:16-17 バイエルン対フランクフルト(3-0)
3位:18-19 フランクフルト対アウクスブルク(1-3)
2位:18-19 ヴォルフスブルク対フランクフルト(1-1)
1位:17-18 フランクフルト対ドルトムント(2-2)