覚醒したトットナムの若きエース 自身2度目のハットトリックを達成
不振のケインが爆発 チームも6位浮上
今季沈黙の続いていたトットナムのイングランド代表FWハリー・ケインが、25日の敵地ボーンマス戦でついに目覚めた。
開始1分にいきなり先制を許したトットナムだが、9分にケインが相手の元ポーランド代表GKボルツに倒されてPK。これを冷静に決めて同点に追いつくと、一気にトットナムがペースを握った。17分にMFデンベレ、29分にMFラメラがそれぞれゴールし、前半を3−1で折り返す。
後半は「ケイン劇場」となった。同11分に追加点を冷静に押し込むと、18分には司令塔エリクセンのクロスに飛び込み、ハットトリックを達成。チームを5-1の大勝に導いた。
昨季得点ランク2位の21ゴールで大ブレイクを果たしたケインは、リーグの年間最優秀若手選手賞に輝いたが、今季公式戦13試合でわずか1得点と不発だった。だが、昨季のリーグ第30節レスター・シティ戦に続く、キャリア2度目のハットトリックで大暴れ。チームの6位浮上に貢献している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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