躍動するチェルチ ミランのシステム変更で本田はベンチ固定の試練か!?
本田は2試合連続で終了直前に途中出場
自身にとって最も特長を生かせる、攻撃的な両翼システムの復活を心から喜んでいる。そして、シニシャ・ミハイロビッチ監督も同局のインタビューに対し、チェルチへの高評価を語った。
「彼はこの2試合でスタメン出場したが、それは我々が4-3-1-2から4-3-3へとモデルチェンジしたからだ。つまり、彼にとって自然なポジションでプレーできるようになったということだね。今日のプレーは良かった。相手を抜き去るプレーもあったね。今日のようなプレーを続けてくれれば、彼のプレーする場所はあるんだ」
指揮官は、チェルチのプレーに満足感を示しつつ、次節以降も継続して起用する意向を示唆している。本田にとって現状で最大のライバルと言える存在が、先制ゴールを呼び込むパスを出し、チームも勝利という結果を残した。4試合連続ベンチ。そして2試合連続で、ゲーム終盤での途中起用が続いている本田にとっては、レギュラーポジションと出場時間確保に向けて大きな試練が続いている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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