驚愕の“スコーピオン弾”動画が拡散中 DFによる芸術的ゴールを海外称賛「純粋に卓越」

オーストラリアのNSWリーグから、衝撃の一撃が飛び出した(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
オーストラリアのNSWリーグから、衝撃の一撃が飛び出した(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

オーストラリア地域リーグのウーロンゴンDFジョルジェビッチが決めた一撃が話題に

 毎週のようにスーパーゴールが生まれる世界のサッカー界だが、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州(NSW)リーグから、衝撃の一撃が飛び出した。NSWリーグ公式ツイッターが動画を紹介し、驚きを伝えている。

 ゴールが生まれたのは、NSWリーグのウーロンゴン・ウルブズ対サザーランド・シャークスの一戦。前半35分、1点ビハインドのウーロンゴンは左CKをつないでクロスを上げると、中央で待ち構えていたのはDFニコラ・ジョルジェビッチだった。

 ヘディングではボールに届かないと見たジョルジェビッチは、なんと体を前方に回転させ、“スコーピオンキック”で自身の後方にあるボールに左足のバックヒールでミート。予測不能の大胆シュートにGKはなす術がなく、見事にゴールネットを揺らしている。

 地元紙「イラワラ・マーキュリー」は、「ジョルジェビッチのゴールはあなたにとってベストの一つになるだろう」と見出しを打ち、「これ以上のゴールにお目にかかることはそう多くない」と称賛。「センターバックのスコーピオンキックは純粋に卓越しており、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシのような選手が決めていれば、映像が世界中で繰り返し流されていたことだろう」と続けている。

 また、オーストラリアのトップリーグであるAリーグの公式サイトも反応。「クロスが上がった際には小さな脅威と思われたが、このDFは驚くべきバックヒールで左足シュートを繰り出した」とゴールシーンを描写し、「プスカシュ賞(年間最優秀ゴール)の選考委員も見る価値があるのでは?」と締めくくった。

 オーストラリア公共放送「SBS」でも「信じられないスコーピオンキック」と報じられており、ゴール映像は少しずつ拡散を続けている。“ロナウドでもメッシでもない”DFによる驚くべきゴールは、どこまで広がりを見せるのだろうか。

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