「最も生意気」「プスカシュ賞を!」 ビジャレアルFWの華麗“ラボーナ弾”を世界称賛
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元スペイン代表FWフォルナルス、ウエスカ戦での先制ゴールが話題に
バルセロナの連覇という結果になった今季のリーガ・エスパニョーラだが、まだリーグ戦は3試合を残しており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いや残留争いなど、多くのクラブの戦いは続いている。そのなかの1試合で、世界を驚かせるスーパーゴールが生まれた。
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“主役”となったのは、スペイン代表歴もあるビジャレアルの23歳MFパブロ・フォルナルス。ビジャレアルは現地時間28日に第35節で最下位のウエスカと対戦し、1-1で引き分けたが、この試合でフォルナルスが決めた先制弾が話題を集めている。
前半30分、左サイドからのクロスをペナルティーエリア内のファーサイドで待ち構えたフォルナルスは、ステップを合わせてシュートモーションに。左足を振り抜くかと思いきや、地面に振り下ろした左足を軸足にして“ラボーナ”を繰り出した。軸足をかすめて高くバウンドしたシュートはGKのタイミングを外し、ゴール左隅に吸い込まれていった。
英メディア「CAUGHT OFFSIDE」は「フォルナルスによる今季最も“生意気”なゴール」と報じ、そのスキルによって生まれた一撃を称賛。また、ペルーメディア「depor.com」は「彼にプスカシュ賞(年間最優秀ゴール)を! フォルナルスが本物のラボーナでゴール」との見出しで絶賛した。
一方でスペイン紙「AS」は、「ゴール・オブ・シーズンに見えたが、そうではなかった」と見出しを打ち、シュートが軸足に当たってしまい“減点”となっているとしつつ、「それでも素晴らしいプレーだったのは間違いない」と伝えている。いずれにせよ、見事なゴールだったことに異論はないようだ。
残留争いに身を置くビジャレアルは何よりも勝利が欲しかったとはいえ、勝ち点1を積み上げて降格圏18位のバジャドリードとの勝ち点5差の14位をキープ。“安全圏”を目指す緊張感のある戦いのなかで、フォルナルスの見せた輝きが世界の注目を集めていた。