ネイマール“顔面パンチ”問題拡大も指揮官は擁護 「負けるのが嫌いな選手は…」
フランス杯決勝後にサポーターへ暴力行為 8試合出場停止の可能性と現地メディア
パリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官を務めるトーマス・トゥヘル監督は、レンヌとのクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)決勝後に起きたサポーターへの暴行騒動が取り沙汰されているブラジル代表FWネイマールに対して、「(試合で)我々の危険なアクションのほとんどが彼によるものだった」とプレー面を評価しつつ、問題に関しては擁護する姿勢を見せている。フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」が報じた。
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事件はレンヌとのクープ・ドゥ・フランス決勝後に起きた。PK戦の末に敗れた後、セレモニーでメダルを受け取るためにスタンドの階段を登っていたネイマールは、そこでサポーターの1人と口論になり、顔面にパンチを浴びせる愚行を働いてしまったのだ。この様子がSNSを通じて拡散されたことで問題が一気に大きくなり、8試合の出場停止処分が下る可能性もあるという。
ただ、そのことを聞かれたトゥヘル監督は「ネイマールが何を言っていたかは分かっている。だが、我々が(ピッチの)外側のことについて話す必要はない。我々が話すべきなのは内側についてだけだ」と語り、試合で見せたパフォーマンスを賞賛した。
「勝つことが好きな選手と負けるのが嫌いな選手がいる。誰もが勝つことは好きだが、負けるのが嫌いな選手は落ち着くのに時間がかかる。ネイマールは120分間プレーした。彼のパフォーマンスには驚いたよ。得点したし、決定的なパスをして、5番目にPKを決めた。我々の危険なアクションのほとんどが彼によるものだった」
またトゥヘル監督は「成長し、改善させていくためには、ドレッシングルームで話す必要がある」と明かし、今回の件についてはネイマールを擁護する姿勢を見せている。今後、リーグからどんな決断が下されるかは分からないが、トゥヘル監督がネイマールを信頼していることは間違いないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)