バイエルンで師弟コンビ復活? アンチェロッティ就任時にドイツ代表MFも帰還か
「とてつもない才能の持ち主」とレアル時代に絶賛
新監督が教え子を新しいチームに連れていくというのは、世界中でもよく見られる光景だ。バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が今季限りで退任する可能性が囁かれているが、後任候補として噂されているカルロ・アンチェロッティ氏が就任した際、ドイツ代表のプレーメーカーをバイエルンへ連れて帰る可能性を、スペインのサッカー情報サイト「Don Balon」が報じている。
その選手とは、ドイツ代表MFトニ・クロース。バイエルンの中心選手として2013-14シーズンまで活躍した後に、アンチェロッティ氏が当時監督を務めていたレアル・マドリードへ移籍していた。アンチェロッティ氏はクロースに対して、過去に「とてつもない才能の持ち主だ」とコメントするなど最大級の評価をしており、レアルでも中心選手として信頼を寄せた。
そのアンチェロッティ氏が来季からバイエルンの新監督に就任する可能性が指摘される中で、その場合はクロースの獲得を望んでいるという。実現した場合、アンチェロッティ氏はドイツで指揮を執るのが初めてになるが、クロースにとってはバイエルンへの帰還となる。
過去にイタリア、イングランド、フランス、スペインと4ヵ国でリーグを制覇してきた名将は、ドイツでのタイトル獲得という新たな勲章を手に入れるのだろうか。その時には、母国の名門に戻った愛弟子が偉業を支えているのかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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