ルカク、相手DFを“カメラマン席送り”したハードタックルが話題 「誰がボスなのか誇示」
「ピッチの隅まで…」 チェルシーDFアスピリクエタは「風景と一体化」とベルギー紙
プレミアリーグ4位のチェルシーは現地時間28日、アウェーで6位マンチェスター・ユナイテッドと対戦。1-1の引き分けで終わったなか、チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタに発生した“ハプニング”が話題を呼んでいる。
試合は前半11分にユナイテッドの元スペイン代表MFフアン・マタが先制点を挙げるものの、同43分にチェルシーがスペイン代表DFマルコス・アロンソのゴールで同点に。互いに追加点は決められずに1-1のドローとなっている。
そのなかで話題を呼んでいるのが、前半に生まれた“あるトラブル”だ。ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクが前線で左サイドに抜け出そうとしたところ、アスピリクエタが鋭い読みを見せてカバー。しかし、ルカクが持ち前のスピードとパワーでボールを奪い返すと、寄せてきたアスピリクエタに強烈なショルダータックルを見舞った。
ここまでならよくある競り合いのシーンだが、弾き飛ばされたアスピリクエタは勢い余ってカメラマン席まで到達。撮影を行っていたユナイテッドのオフィシャルカメラマンに激突するハプニングが発生した。
英紙「ザ・サン」は、「ルカクは強烈なショルダータックルでアスピリクエタをカメラマン席まで吹っ飛ばし、誰が“ボス”なのかを誇示した」と報じ、アスピリクエタが激突したのは25年間にわたってユナイテッドのオフィシャルカメラマンを務めている“大御所”という情報と合わせて伝えている。
また、ルカクの母国ベルギーでも今回のハプニングは大きく伝えられた。ベルギーメディア「RTBF」は「“ビッグ・ロム”が鋭いショルダーチャージでアスピリクエタを舞台裏へ」と見出しを打ち、「アスピリクエタはピッチの隅まで追いやられ、カメラマンに激突」と描写。ベルギー紙「ルソワール」は「ルカクのタックルでスペイン人は風景と一体化」と表現し、同国代表エースの規格外のパワーに言及していた。
予期せぬハプニングとなったが、アスピリクエタとカメラマンの両者に怪我はなかったとのこと。ルカクの尋常ではないフィジカルの“被害者”となった2人にとっては、不幸中の幸いといったところだろう。
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