Jクラブにもチャンスあり? ロッベンら“今夏フリー”のビッグネーム7人を海外紹介

(左から)ジルー、ロッベン、ラビオ【写真:Getty Images】
(左から)ジルー、ロッベン、ラビオ【写真:Getty Images】

“悪童”として名を馳せたFWバロテッリや、EL得点王FWジルーの名前も

 欧州サッカーのシーズン終了が近づき、優勝争いなどとともに気になってくるのが、新シーズンに向けての選手の動向だ。近年はビッグネームの天文学的な移籍金報道が目立つ一方で、今夏で契約が満了していわゆる“移籍金ゼロ”で獲得できる名選手も多い。スイスメディア「Nau」は、今夏に契約満了となる有名選手7人を紹介している。
 
 まず気になるのは、元オランダ代表FWアリエン・ロッベン(バイエルン・ミュンヘン)だ。「度重なる負傷があったにもかかわらず、彼はドイツのチャンピオンチームで300試合に出場した。35歳で彼はキャリアの終わりに差し掛かっている。夏には彼にとって最後の冒険に進むことになる。それは日本になるのだろうか?」とJリーグ入りの報道がされていることにも触れている。市場価格は500万ユーロ(約6億2000万円)。怪我がちでリスクはあるとはいえ、魅力的なのは間違いない。

 契約切れとなる名の知れたストライカーも多い。元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(マルセイユ)、フランス代表FWオリビエ・ジルー(チェルシー)、元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(ブレーメン)らがその面々だ。

 バロテッリは今年1月にマルセイユに半年間の契約で加入し、7ゴールを決めている。時たま顔を出す悪童っぷりはご愛嬌だが、市場価格がいまだ2000万ユーロ(約25億円)であることを踏まえれば、ゼロ円で獲得できるのは“お買い得”かもしれない。

 ジルーはUEFAヨーロッパリーグ(EL)では11試合10ゴールと絶好調なものの、バックアッパーとしての役割にとどまっていることを不服としているようだ。チェルシー側としては残留させたい意向のようで、1500万ユーロ(約18億7000万円)の市場価値を持つストライカーを引き留められるか。また今季10ゴール10アシスト、1000万ユーロ(約12億5000万円)のクルーゼも万能型FWとして注目を集めそうだ。

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