リバプールDFロバートソン、絶妙パスで2点演出! リーグDF最多アシストタイ記録
ハダースフィールド戦で2アシスト、DFとしてリーグ最多アシスト記録に並ぶ活躍
リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが現地時間26日のリーグ第36節ハダースフィールド戦で2アシストと活躍し、DFの選手が持つリーグのアシスト記録に並んだ。2013年までスコットランド4部のアマチュアクラブに在籍していたレフティーが覚醒している。
優勝争い真っ只中のなか本拠地で行われた一戦では、リバプールはキックオフからわずか15秒というクラブ史上最速弾をギニア代表MFナビ・ケイタが決めて先制。前半のうちに3ゴールを奪う猛攻で試合を一気に決めると、後半にも2点を奪って圧勝した。
それぞれ2得点ずつを挙げたエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネの活躍に目がいくが、それに負けず劣らずの輝きを放ったのが左サイドバックのロバートソンだった。25歳のレフティーはマネが決めたチーム2得点目とサラーの5得点目をアシストし、今季リーグ戦でのアシストを11に伸ばしている。
リーグ全体のアシストランキングでは13アシストのベルギー代表MFエデン・アザール(チェルシー)、ともに12アシストのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(トットナム)とスコットランド代表MFライアン・フレイザー(ボーンマス)に次ぐ4位だが、実はDFとしてはリーグ歴代最多記録に肩を並べたのだ。
2010-11シーズンのDFレイトン・ベインズ、1994-95シーズンのDFアンディー・ヒンチクリフが残した偉大な記録に並んだロバートソン。2013年当時はスコットランド4部で、その中でも唯一のアマチュアクラブであるクイーズ・パークFCでプレーしていたことを考えれば大出世を果たしている。昨季UEFAチャンピオンズリーグ決勝の舞台にも立つなど、左足の正確なキックを武器に一気にスターダムの階段を駆け上がった。
英公共放送局「BBC」のツイッターは、ロバートソンがプレミア記録に並んだことを伝えたうえで、「思い出してほしい。(ロバートソンの移籍金は)800万ポンド(約12億円)だ」とそのパフォーマンスに照らせば、格安補強であることを強調した。ロバートソンは2017年にハル・シティからリバプールに加入したが、トップ選手ともなれば10倍近い金額で移籍する例も後を絶たない昨今の情勢だけに、ロバートソンの覚醒ぶりに注目が集まっている。
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