海外メディア選定の“ベストSBヒエラルキー” リバプールとバイエルンから複数選出

アシスト量産のロバートソン、メッシと相性抜群のアルバがトップ層に

 上位となる第2階層には、前述のキミッヒとユベントスのポルトガル代表DFジョアン・カンセロが位置付けられた。キミッヒは現代のSBが持つべき多様性を持っていると評価。MFとしても高いクオリティでプレーできることを選出の理由に挙げている。ただ、今季は不運なことにクラブでも代表でもチームが順調ではない時期があり、その影響を受けていることは否めないようだ。

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 そして、今季ユベントスに加入したカンセロだ。同胞のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと同じタイミングでの加入は、彼にとっても幸運だったと言えるだろう。現在24歳のカンセロにはまだまだ伸びしろがあり、ヨーロッパの主要なビッグクラブも彼の今後に興味を示している。

 世界最高峰のSBとして最上位階層に選ばれたのは、リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンとバルセロナのスペイン代表DFジョルディ・アルバだった。ロバートソンは第36節を終えた時点でのアシスト数を11とし、チーム内でトップの数字を残すとともにSBとしてはリーグ内で最も多いアシスト数を誇っている。守備面でもパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペ など、ヨーロッパのベストプレーヤーと言われる選手たちと対峙してきたが、ロバートソンは屈することがなく、難攻不落であり続けている。

 もう1人の最上位SBとして選ばれたジョルディ・アルバについて、同紙はメッシとの相性を指摘している。もしもウルグアイ代表FWルイス・スアレスがメッシのパートナーとして不安を感じているなら、それはジョルディ・アルバのせいだろうと表現。世界最高の選手と言われるメッシとは「テレパシーでつながっているようだ」と称賛している。

 世界最高峰のSBとして8人を見てきたが、最も上下の入れ替わりが激しいポジションと言えるかもしれない。現代サッカーで最も仕事が多いと言われるポジションは、移り変わりも激しいようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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